【SWSH_S6】ミミエルフ【最終238位】
パーティ概要
細かい調整については伏せさせていただきます。ただし、どれも一般的な調整のため、作成する際は他構築記事の同型を参考にして問題ありません。
基本戦術
基本選出は【ダイマックス枠+ミミッキュ+エルフーン】である。基本戦術は以下の流れである。
定数ダメージを利用するため、タイプや数値に影響を受けにくく、汎用性の高い戦術になっている。ミミエルフについては下記の記事で詳しく述べている。
ミミエルフ研究<準備中>
個別解説
ギャラドス
初手のダイマックス枠。技範囲を最大限広げたフルアタ両刀型。
大文字を搭載しているのは、もちろんナットレイやアーマーガアで止まらないためではあるが、それ以上にミミエルフで処理しにくいナットレイやアーマーガアをダイマックス枠で処理しなければならないという理由が大きい。そのため、ダイマックス枠4体の中に炎タイプはいないが、その中の3体に大文字を搭載している。
特性の威嚇によってダイマックスミラーで優位に立つことができる。しかし、有効に働いた機会は少なかったため、自信過剰にして抜き性能を高めた方が汎用性が高いかもしれない。
ドラパルト
初手のダイマックス枠。こちらもフルアタ両刀型。
大文字の搭載理由はギャラドスと同じ。呪いではなく空を飛ぶを搭載している理由は以下の2つである。
2について補足しておくと、襷エルフーンの対面でダイマックスを使われてしまうと守るでダメージを防ぎきれないため、無限戦術が取りにくくなる。そのため、自分の初手のダイマックスポケモンに対して相手のダイマックスを引き出し、相手のダイマックスポケモンをミミッキュでいなすことが重要となる。この理由から、ダイマックス枠全てがダイジェットを含む自己強化技を搭載している。
持ち物はダイマックスドラパルトと相性の良い弱点保険にしているが、明確な理由はない。発動機会は少なくなかったため、弱点保険で問題はないが、この構築においてはチーゴの実やカゴの実も候補になりえる。(その場合、実際はドラパルトに命の珠を持たせ、ギャラドスに木の実を持たせる方が良い)
カビゴン
初手のダイマックス枠。こちらもフルアタ型。
技構成について、自爆(ダイアタック)、DDラリアット(ダイアーク)、アイアンヘッド(ダイスチル)は範囲や環境を考えればほぼ確定となる。残り1枠に関しては格闘技や炎技、電気技から選択でき、それぞれ有用性があるが、今回は攻撃アップの汎用性の高さを評価して馬鹿力を選択した。タイプ受けされやすいため、相手の行動を慎重に読む必要がある。
持ち物は相手の展開要因(カビゴンやカバルドン)で止まらないようにラムの実を持たせている。しかし、ラムカビゴンの認知度が高まっているためか、ケアされた動きをされやすい。ダイマックス枠間で持ち物を入れ替えても面白いかもしれない。
ラムの実を再利用することよりも、相手の素早さを下げ、ミミッキュに上を取らせることの方が有用であるため、キョダイマックス個体ではなく、通常個体を使用している。
トゲキッス
初手のダイマックス枠。こちらもフルアタ型。
本来は自由枠であり、最終日までは受けループ対策のゴチルゼルを使っていた。しかし、選出率が極端に低いこと、相手のガオガエンが重いことからトゲキッスに入れ替えた。初手ダイマックス運用できるようにフルアタ強運型を使用した。
残念ながら一度も選出していないため、使用感について述べることはできない。
自由枠に求められる要素は以下の点である。
ミミッキュ
ミミエルフのコンセプトである呪い身代りミミッキュ。
技構成はコンセプトに合わせた4つでほぼ確定している。
食べ残しを持たせることによって、身代りの回数を増やし、場持ちを良くしている。また、エルフーンを先に出して宿り木と合わせて詰めやすくなる。
ダイマックス枠を4枠用意し、ミミエルフ戦術に特化した本構築ではチイラミミッキュより扱いやすい。(詳しくは『ミミエルフ研究』参照)
エルフーン
ミミエルフのコンセプトである宿り木エルフーン。
技構成はコンセプトに合わせた4つでほぼ確定している。
襷を持たせることによって、相手の3体目がドラパルトであっても勝つことができるようになる。また、相手の2体目までを倒した状況においては、食べ残しエルフーンよりも単体性能が高い。
これも、ミミッキュ同様、ミミエルフ戦術に特化した本構築では残飯エルフーンより扱いやすいと言える。(詳しくは『ミミエルフ研究』参照)
結果
最高/最終 238位 レート2036
151戦 95勝 56敗(勝率62.9%)